劉衛流(空手)道場生、くぼけん’Sブログ

沖縄劉衛流龍鳳会香織龍鳳館で空手を学んでます。空手大好き、海大好き、沖縄大好き。そんな気持ちを伝えていきたいです。

「それでもこの世は悪くなかった 著者 佐藤愛子」その1 お願いだから、峰不二子を目指そうよの巻。

f:id:kuboken0788:20170430144709j:plain

 とても気風の良い、読んでいて清々しい気持ちにさせてくれるエッセイだ。

最近、この世の中に息苦しさを感じている人には、ストライクの本だと思う。

老若男女、すべての人に、ぜひ読んでもらいたい。

 

共感を覚えるところは幾多もあったが、とくに次の文章は心に響いた。

大正12年生まれの佐藤さん。この時代は、女は結婚し舅姑に仕え、子供を産み育てるのが当たり前とされていた。教育といってもそれは、立派な主婦を育てることを目的とする女学校しかない。

佐藤さん自身も、

ノラクラしているのが辛くて結婚した

しかし、

その夫がモルヒネ中毒になって戦地から帰ってきた

そして、佐藤さんは思ったのだ。

亭主の出来不出来で女の一生の幸福度が決まるなんて、こんなバカげたことはない。自分に力を持てば、亭主の出来が悪くたって、堂々と生きていけるじゃないか。

と。そして、断固、離婚したのだ。

そうだ、そのとおりだ。女性は不幸になるべきではない。不幸にするような夫だったら即離婚すべし!

男は、、、どうでもいい。泥水でもすすって生きながらえよ。

 

女性は男性より優れているのだ。しかし、本来優れているはずの女性が、劣った男性にその人生を左右されていいはずがない。 

だから、女性には力を持ってもらいたいのだ。この時代、その力を付けるための機会は山ほどあるのだから。

 

専業主婦なんざ、間違いなく、一番リスクが高い賭けだ。

自分で幸せをつかむためにも、力をつけよう!

※ 力と言っても筋肉じゃないからね。まあ筋肉もつけていいんだけど。

 

唐突だが、俺は、ルパン三世を尊敬している。ルパンのような男になりたい。

だから、という訳でないが、理想の女性は、峰不二子だ。

 

不二子ちゃんの好きな理由はなにか?色気?胸部?いや俺、胸部は全然小さくていいんです。

そりゃ、あのお色気ムンムンはマジでやばい。ルパンでなくとも、己のDNAを残したいという欲望を掻き立てられてもいたしかたないだろう。俺だって♡

 

しかし、俺が、そしてルパンも、不二子ちゃんを本当に好きな理由は別にある。

 

それは、自立した女だからだ。

男に振り回されることなく、逆に男を利用して幸せを掴んでいく、そんな姿に、逞しさ、魅力、そして未来をも感じるのだ。

もし、不二子ちゃんが、「私、これからは大好きなケンジさんの傍にいて、いろいろ応援してあげる♡」なんていわれたらそりゃもう嬉しいですよ。まじで。でも、しばらくすると白けてくるはずね。それ、なんか違うって。

だって、俺が好きで尊敬しているのは、自立している不二子ちゃん。応援する側でなく、応援してもらう方、違った言い方をすれば、男を利用する姿に憧憬の念をもっているんだもん。「不二子さん、さすがです。」と。

 

俺には小学4年生になる娘がいるが、ぜひ、峰不二子のような女性に育ってもらいたい。

 

力を付ければ、それだけ自由になり、そして幸せになる確率が高まる。

 

世間から見ればダメな男を好きになったとしよう。娘に力がなければ、

親の「どうするんだ、そんな経済力のない男と結婚して。愛だけで幸せになれるはずはないぞ。」との説得には、かなりの正当性がある。

しかし、もし、娘に力(この場合は稼ぐ力)があれば、「私が食べさせてあげるからいいの。愛があればそれで幸せ。」という娘の反論は、これまた親の説得をはるかに凌駕する正当性が保たれるのだ。

 

どう?娘よ。

自由であるため、自分の人生を生きるため、力をつけたくなっただろう。

 

世の女性には、誰一人欠けることなく、幸せになってもらいたい。

ぜひ、峰不二子のような、自立した、そして男を利用する側の、そんな女性になってください。お願いします!!