くぼけんの日記

空手大好き、海大好き、沖縄大好き。そんな気持ちを伝えていきます!

強い選手との対戦だったら組手は楽しいらしい。

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 第22回沖縄劉衛流空手道選手権が1月26日27日の両日に開催され、初日に形競技、2日目に組手競技が行われた。

 

中学2年生となった息子のーぞ、いまだに「組手は怖い」と、今回も試合の直前まで「出たくない~」と悲しそうな顔をしながらつぶやいていた。

 

息子が組手が嫌いになった原因が、中学1年生になって上級生と対戦した際に被弾した中段蹴り2発だ。めちゃくちゃ痛かったらしく、泣きそうになったらしい。

 

息子が行っている空手では寸止めが基本。突きでも蹴りでも、強打した場合は反則というルールだ。

しかしながら、中段への強打は上段への強打に比べ、反則の適用がかなりルーズだと感じる。もしかしたら、中段への強打は「あり」いうルールなのか?いや、たぶんそんなことはないはずだ。

今までも大会で、相手選手から強烈な中段蹴りを見舞われ、負傷退場する選手を何名か見てきた。この場合は棄権となり負傷退場した選手が負けとなっていた。

ほぼほぼやれれる側の息子を持つ親としては、釈然としない。

中段への強打に対して反則の適用がルーズだと、指導者並びに選手に「中段蹴りは思いきり入れちゃっても大丈夫だから。」と誤った理解が芽生えてしまう危険性があり、現にその傾向があるまいか。どう見てもコントロールできていない中段蹴りをぶち込む選手をちらほら見かけることがあるし。

おそらく、負傷退場する選手は、上段への攻撃より中段への攻撃が原因の方が多いのではないだろうか。

印象としては、組手をやりだしてちょっと自信が芽生えてきたあたりの選手、そして背後に私のような「指導者気取り」の大人が絡んでいる場合が、「壊し屋選手」を誕生させてしまう可能性が高い気がする。

相手をKOすることを目的とせず、流血や負傷を可能な限りなくし、野蛮さではなく爽やかさと安全さをアピールすることで、オリンピックの道を目指した組手競技。中段への強打についても厳格な運用を求めたいものである。

 

ところで、今大会の息子の話。

ビビりまくっていた息子の対戦相手は、Kりゅーくん(屋我地道場)。このKりゅーくん、息子と同級生なのだが、小学生の頃から組手が強くそして上手な選手。

ということで息子に耳打ち。「勝つことはほぼ不可能かと。ただし、組手が上手な選手だから、突きも蹴りもきちんと入れてくれるので、痛い思いはしないはず。」と。

 

この言葉に安心したのか、試合中にKりゅーくんの上手さを感じたのか、今までの試合の中で一番動きが良かった。ところとごろではあるが息子から仕掛ける場面もあった。もちろん、結果は返り討ちであったのだが。

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青が息子のーぞ。見事に中段のカウンターを入れられる。まさに、やられた感満載のシーンだ。

 

試合後、「まったく相手にされなかった。完敗。」と。でも、いままでの中で一番、落ち着いて試合ができたとのこと。そしてこんなことも言っていた。

「Kりゅーくんみたいにうまい選手との試合だったら痛めつけられないし、俺、組手、好きかも。」 と。

相変わらず、情けないことを言うのーぞであるが、彼の口から「組手、好きかも。」という言葉が出たのは親としては嬉しいかぎりである。

 

とはいうものの、発展途上中ののーぞ。試合中の情けないポーズは健在である。

ちなみにこのポーズ、「きゃ、やめて!」のポーズと密かに呼んでいる。

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